大河『べらぼう』、『ひらやすみ』、特集ドラマ『片想い』人気ドラマに岡山天音は欠かせない存在に

 2025年は、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)で戯作者・倉橋格(恋川春町)を演じながら、夜ドラ『ひらやすみ』(NHK)と、特集ドラマ『どうせ死ぬなら、パリで死のう。』(NHK)に主演。秋には特集ドラマ『片想い』の撮影が行われ、多忙きわまりない1年だったに違いない。

「忙しいというのは確かにありますけど、複数の作品を同時進行でやることへのネガティブな感覚はないですね。逆に、ひとつの作品とだけ向き合っていると、息が詰まっちゃうところがあるかもしれないです、ぼくは」

 俳優に、自分自身から役にチェンジする瞬間を尋ねると、千差万別の答えが返ってくるが、岡山天音自身から、役へと切り替わる瞬間はどのタイミングなのだろう?

「ないですね。というか、役に入るとかっていう感覚がないのが理想的です」

 そういえば、岡田惠和作品の登場人物たちは、まるでセリフじゃないかのようにセリフを話し、段取りではない行動を取る。