「“日本語が上手ではない 役”を演じるのが、本当に難しかった」語学が堪能ゆえの意外な苦労

──そういう場だと、JAEJOONGさんは“通訳”として間に入ったりされることもあったのでしょうか?

「もう、その必要もないくらいでしたね。皆さん、翻訳機とかを使って コミュニケーションをとっていましたから。あれはすごく良い空気だなと思いました」

 昨年には日本デビュー20周年を迎え、数々の日本メディアへの出演はもちろん、今回の取材も通訳を挟むことなく、流暢(りゅうちょう)に応える姿が印象的だった。一方で、かつては“日本語を流暢(りゅうちょう)に話せるからこそ”の苦労もあったという。

「『素直になれなくて』(フジテレビ系、日本で初出演のドラマ)でドクター役を演じたことがあって。“日本語が上手ではない 役”を演じるのが、本当に難しかったんです」

JAEJOONG(ジェジュン) 撮影/杉山慶伍

──わざと、たどたどしく話して演じるということですか?

「当時の僕もそんなに日本語を話すのがうまくはなかったんですけど。語尾が“です”、“ます”で必ず終わってしまうような、ほとんど日本語が話せない役柄を監督から求められていたんです。当時は、NGを出してしまうたびに、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいましたね」

──外国で初めてのドラマ撮影ですし、特に緊張されたのでは?

「そうでしたが、あのときは共演者の方たちが助けてくれたり、場の空気を和らげてくれたりと気を遣ってくれたのが、とても救いになりました」