30代でもグラビアを続ける理由。自己犠牲をやめて「わがまま」になる決意
――さて、水崎さんといえば、22年から毎年、写真集を出し続けていますね。30歳を過ぎると卒業される方も多い中で、素晴らしいです。
「とてもありがたいことですね。グラビアの仕事の現場って、本当にいいなって思うこともあるんです」
――それは何ですか?
「スタッフさんがみんな、“かわいい”って言ってくださるんです(笑)。ドラマや映画の現場だと、それはないですから。すごくいい芝居をしたときには“良かったよ”って言ってもらえることもありますが、どれだけ良かったのかって少し不安になったり。でも、グラビアの現場だと、“幸せだなぁ”って気持ちにさせてくれるんです」
――自分が“かわいい”って思えてくるんですね。
「そう。勘違いさせてくれるんです(笑)。だから、単純に楽しいですよ。もちろん、体作りという部分での大変さはありますけど、それを凌駕する自己肯定感も引き出してくれるんです」
――最後に、水崎さん自身の今後の目標について聞かせてください。
「目標としては、自分のために時間を使うようにしたいですね。自分のことを、後回しにしちゃうところがあるみたいなんです。自分がちょっと我慢すれば良くなるだろうと思うと、すぐ我慢しちゃうんです」
――自己犠牲的なタイプなんですね。
「だから、言い方は良くないかもしれないですけど、もっと、わがままになりたいです」
水崎綾女(みさき・あやめ)
1989年生まれ、兵庫県出身。2004年「第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でヤングサンデー賞を受賞しデビュー。2006年、ドラマ『吉祥天女』で俳優デビューを果たす。以降、多くの映画、ドラマに出演。ヒロインを演じた映画『光』(2017年)が「第70回カンヌ国際映画祭」でエキュメニカル審査員賞を受賞。