コロナ禍で立ち止まったことで「撮影がストップした時期もあり、いろいろ考える時間もできました」

──世間のイメージを裏切ることを、意図的に選んだわけですね。

「いえ、さすがに狙ってはいません(笑)。"ワクワクしている"というより、正直ビビっていましたよ(笑)。イメージ通りでも面白いし、イメージと違うけど意外にイケているなというのも、それはそれで面白い。ただ、やっぱり怖い方が先にくる(笑)」

──調査はかなり深くされたのですか?

「僕の京都の実家が、聚楽第のすぐそばなんです。だから、よりご縁を感じるというのもあったりして。秀吉にまつわる場所を全国回りました。“この城で兵糧攻めをやったんやな”とか思いながら。コロナ禍で撮影がストップした時期もあり、いろいろ考える時間もできました。結構楽しい役作りをさせてもらいました」

 入念な下調べをしつつ、あえて裏切るアプローチも考える。知識があるからこそできることだ。そして、役への探究心が伝わってくる。その根っこにあるのは、好奇心だろう。これは、『幕末ヒポクラテスたち』で演じた主人公・大倉太吉へと繋がるキーワードでもある。

映画『幕末ヒポクラテスたち』 2026年5月8日(金)より全国公開

出演:佐々木蔵之介
藤原季節 藤野涼子 川島鈴遥 堀家一希 諏訪太朗 阿南健治 栗原英雄 吉岡睦雄 斉藤陽一郎
室井滋(ナレーション) 真木よう子 柄本明/内藤剛志

監督:緒方明
製作総指揮:大森一樹、浮村理 企画:夜久均
原案:映画「ふんどし医者」©1960 TOHO CO., LTD.
脚本:西岡琢也
配給:ギャガ
配給協力:大手広告
©「幕末ヒポクラテスたち」製作委員会
(京都府立医科大学創立150周年記念事業実行委員会/ファーストウッド・エンタテインメント/レプロエンタテインメント)