中学生で芸能界入りし、10代の頃からテレビドラマや映画で存在感を放ち、2019年には映画『カツベン!』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した黒島結菜さん。2022年には“朝ドラ”ことNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを演じるなど着実にキャリアを積み、5月8日には最新主演映画『未来』が公開される彼女は、自身の“THE CHANGE”をどう捉えているのか。【第5回/全8回】
黒島さんを語る上で外せない作品は、2019年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『カツベン!』だろう。同作の周防正行監督は舞台挨拶で黒島さんについて、「自分が女優をやることにまだ疑いを持っているようだった。悩める女性の雰囲気がした」と語り、ヒロインに抜擢した理由として“自信のなさ”を挙げていた。
──彗星のようにデビューし、活動の幅を広げてきましたが、その実、自信はなかったのでしょうか?
「ずっと自信がないままでした。何をやっていても自信がなくて、“これで合ってるのかな”“これでいいのかな”という不安が消えなかったし、“なんで私なんだろう……”という疑問はずっとあったかもしれないです」