順調にスター街道を歩むも持てなかった自信…転機となった周防監督の言葉
『カツベン!』に出演するまでにも、黒島さんは映画『あしたになれば。』(2015)や『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』(2018)に主演。テレビドラマでも『時をかける少女』(日本テレビ系)、『アシガール』(NHK)で主演を務めるほか、数々のCMに出演するなど、充分な実績を誇っていた。
──順風満帆に活躍されていたように見えますが、「自信がなかった」ワケとは?
「あまり自分のことが好きじゃなかったのかな。芸能界の中で“自分ならでは”のものが自分でわからず、人前に出るのが畏れ多いような、そんな感覚でした」
その“畏れ多さ”はキャリアを重ねた今でも感じているのかと問うと、黒島さんは「周防さんに“自信がなさそう”と言われたことで、変わったことがある」と明かす。
「たしかにいつもどこか自信がなかったんだけど、周囲からもそういう風に見えているんだと気付いて。『カツベン!』は周防監督が私のそういう部分を上手に料理してくださったけど、この先、私と一緒にお仕事をしたいと思ってくれる人に、本人は自信がないというのは失礼だなと思ったんです。
謙虚ではいたいけど、“自信がないこと”と“謙虚”は違う。それ以来、なるべく自信を持とう、自分を好きになろうと意識するようになったかもしれません。
自信を持つことは、別に恥ずかしいことでも悪いことでもない。むしろいいことで、まずは自分を好きになることが、周りの人に優しくできる第一歩なんじゃないかと思えるようになりました」
どこまでも吸い込まれそうな目元。凛とした輝きを湛えるその瞳には、「自分を信じる」人が持つ強さが宿っている。
(つづく)
作品情報
タイトル:未来
公開日時:2026年5月8日(金)公開
配給:東京テアトル
出演:黒島結菜
山﨑七海 坂東龍汰 細田佳央太 近藤華
松坂桃李 北川景子
原作:湊かなえ『未来』(双葉文庫)
監督:瀬々敬久
脚本:加藤良太
製作幹事:東京テアトル U-NEXT
配給:東京テアトル
企画・制作プロダクション:松竹撮影所
PG-12
Ⓒ2026 映画「未来」製作委員会 Ⓒ湊かなえ/双葉社
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