2024年配信のNetflixドラマ『極悪女王』の長与千種役で丸刈りも厭わず、体当たりの演技を見せてくれた俳優・唐田えりかさん。今春は2本のドラマ出演に加え、夏には2本の出演映画公開も控えている。真摯に挑戦し続ける唐田さんのCHANGEとは?【第2回/全5回】

唐田えりか 撮影/河村正和

 放送中のドラマ『君が死刑になる前に』で、物語のキーパーソンとなる大隈汐梨を演じている唐田えりかさん。今回の役柄について、「人を惑わすような役でもあるので、『ここではこうしなきゃ』とか、表情のひとつひとつを怪しく見せるというか。そういうアクセントとなるお芝居が重要でしたね」と語る。

 ただ、その“アクセント”はやり過ぎるとコメディになってしまうし、足りないと緊張感が減少してしまう。その匙加減は難しいところであるが──。

「キャラクターによって“濃さ”というのがあると思うんですけど、汐梨の場合は結構薄い方だと思ったので、やり過ぎない方があっているのかなと思って演じています」

──その辺りはご自身が台本を読み解いてされているんですか? それとも監督からのアドバイスを受けてお芝居を?

「基本的には私が考えたモノでお芝居をしますけど、演出されるのは監督なので、『“こっちの方が良い”というのがあれば言って下さい』とは、撮影が始まる前に共有していました。
 同じカットでも何パターンか撮ることもあって、そこは『ここは一切感情無しでやってみましょう』とか、『ちょっと怪しげな感じでやってみましょう』などとすり合わせをしています。
 監督は編集の段階で面白くなるところを探りたいと思うので、そういったところは監督に委ねることが多いですね。試行錯誤を重ねた感じではありました」