物心ついたときからお芝居を。るなの孤独に重なる自身の原体験

 続けて、物語に登場する人物たちの“生々しさ”も魅力のひとつだと語る。

「出てくるキャラクターがみんな、あまり表には出せないような、きれいなだけじゃない欲望に忠実だったり、執着を抱えたりしながらも、不器用な中でまっすぐに生きている……というのが、すごく面白いんです。共感したくないのに共感してしまうような、新しい感覚というか、没入感を覚えましたね」

 演じる郷田るなについては、自身と重なる部分もあったという。

「るなは、物心ついたときから“神の子”として育てられ、火神という存在が当たり前の世界の中で生きてきました。そうした背景を考えたときに、神の子であるということでしか、自分のアイデンティティを築けなかった子なのだと思いました。

 私自身も物心ついたときからお芝居をしていたので、なんとなく『わかるなぁ』と共感できる部分は少なからずありましたね」

──では、るなという複雑な役柄を演じるうえで、気をつけた点、大切にしていることは何でしょうか?

「原作を読んで一番最初に思ったのは、るなというキャラクターはとってもピュアで、本当に無垢なんだなぁということでした。それでいて、欲しいと思ったものは絶対に手に入れようとする執着や頑固さ、まっすぐさを持っている女の子だと思ったので、その点を大事にしたいと思いながら演じています。教祖としてのカリスマ性のある一面と、年相応の10代の女の子としての感情をどう両立させるか、そして、それをどれくらい見せられるか。その塩梅を模索しながら、すごく気をつけて演じていますね」

 次回は、ドラマ『るなしい』における“信者ビジネス”や復讐劇の裏側、さらに「芸能界と通じる部分」について語っていただきます。お楽しみに!

つづく

ドラマ『るなしい』
出演:原菜乃華 窪塚愛流 本島純政 影山優佳 滝澤エリカ 駒井蓮 島村龍乃介 加藤小夏 道上珠妃(ダウ90000) 正名僕蔵/根岸季衣
原作:意志強ナツ子『るなしい』(講談社『小説現代』所載)
監督:上田迅 青木克齊 佐藤みずき 吉川肇(テレビ東京)
脚本:上田迅 加藤綾子 前田知礼
毎週木曜深夜24時30分〜25時00分 テレビ東京系にて放映中!

各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて
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🄫「るなしい」製作委員会