新境地に挑んだ主演ドラマ『るなしい』(テレ東系)も好評で、役者として確かな足跡を残し続けている原菜乃華さん。22歳を迎え、充実のプライベートを送っている彼女だが、その秘訣は「あるリスト」にあるという。休日を持て余していた過去から一転、気球に乗り、さらには、「次世代フード」にも興味を示すなど、旺盛な好奇心を見せる原さん。若手実力派俳優の飾らない素顔と、未来へのポジティブなエネルギーに満ちた最終回!【第5回/全5回】
若手実力派俳優の一人として第一線で活躍し続ける原菜乃華さん。現在22歳となった彼女は、成人式を迎えた際、あるインタビューで「柔軟な大人になりたい」と答えていた。
「もともと、考え方とかが少し硬い気がするので、いろんなものを吸収して、お仕事のうえでもできる限り、いろんな役を偏見なく、先入観なく、客観的に見られるようになりたいと思っています。
私自身、自分の声が苦手で『声の仕事はできないだろう』と思っていたんですけど、アニメの声優やラジオのお仕事をしたときに、聴いてくださった方が『良かったよ』と言ってくださって、自分で自分の幅をすごく狭めていたのかもしれないということに気づきました」
自信はなくても「とりあえずやってみたい」。好奇心が不安を上回った22歳の現在地
俳優としてはすでに15年以上のキャリアを持つ。
「相変わらず自信はあまりないんですけど、でも、これまでは作品に入るとき、楽しみよりも『完璧にできないからやりたくない』という気持ちや、『不安だな』という気持ちがすごく強かったんです。でも今は、『とりあえずやってみたい』とか『挑戦してみたい』という気持ちが強くて。前向きな好奇心を持って現場に入れている感覚があって、すごく楽しいです」
──これまで、日本アカデミー賞新人俳優賞や声優アワード新人声優賞などを受賞されていますが、それがご自身の自信につながることはありますか?
「ないですね」と、キッパリ答える。「やっぱり、作品に連れて行ってもらっている感覚があります。だからこそ、その賞に見合うような、恥じないお芝居やお仕事をしなければいけないんだなという気持ちになります。逆に言うと、自分への戒めというか、ハードルというか。そういうものとして感じてしまいますね」