板垣「僕たちより男ノリなんですよ」桜井日奈子が現場を盛り上げるようす

ーー板垣さんが、最初から壁を取っ払ってくれたんですね。

板垣「このドラマの現場は出演者もスタッフさんも男性が多くて、放っておくとどうしても男ノリになっちゃうじゃないですか。これまでいろんな現場を経て、“男ノリを出しすぎないほうが、みんなの居心地がいい”ということを学んでいたところだったので、桜井さんが馴染めたらいいなと思って行動していたんです。

 でも、そしたら桜井さん、“っしゃあ! 撮りますか!”みたいなノリで。僕たちより男ノリなんですよ」

桜井「いやいやいやいや、言いすぎ、言いすぎ」

板垣「こういうの待ってましたって感じで、こっちが気にしすぎちゃってたんですよ。で、"いっちゃいましょうか! 姉さん!”みたいな」

桜井「違う違う(笑)」

板垣「みんなも、“今日は桜井さんがいる日だからけっこう盛り上がるよね”って、笑いが飛び交うみたいな」

板垣「シリアスなシーンが多かったし、役柄的にもゲラゲラ笑ったりすることはためらいましたが、それでも、桜井さんが登場するシーンは雰囲気が柔らかくなるし、空気が明るくなって、みんなニコニコするんです」

 現場のムードメーカー的存在だったという桜井さんだが、監督は撮影前からそれを想定し、「作品全体が暗い雰囲気だから、桜井さんの役である琴川恵南(ことかわえなん)に、色を持たせたい」と言われていたそうだ。

桜井「基本的には、板垣さん演じる中條千里(なかじょうせんり)は復讐に燃えているし、服も黒いしね。そんななかで、恵南が千里にビンタして空気を変えたりすることがありましたね」