はるみは麺をすすれなきゃダメ?
水沢「これ、本当に笑い話ですけど、麺をちゃんとすすれる、っていうのが、条件だったんです。地方に行くとご当地麺を食べるシーンも多いんですが、おいしそうに食べられないとダメなんで、うまくすすれることがはるみの条件だったんです」
黛「カップラーメンでしたけど、実際にオーディションで食べたんですよ。はるみのオーディションは4次ぐらいまであって、最終で京一郎さんと並びで演技をやったんです」
水沢「けっこうな人数をやりましたね。僕は『辞令は突然に…』の前に「県の中心で愛を叫ぶ」というコーナーをやっていたんです。最初は地方をレポートするという話だったんですけど、ふたを開けてみればドラマ仕立てでやっていくってなったんです。
半年ぐらいで終わる予定が、評判になって全県をまわっちゃって、さぁどうすると。じゃあ、京一郎を結婚させようという話になって、はるみをオーディションで選ぶことになったんです」
最初は軽い気持ちで始まったコーナーだったが、あっという間に人気コーナーに。それまで水沢さんは舞台中心、黛さんはCMなどの仕事をやっていたが、『ケンミンSHOW』に出たことで、周囲の反応がガラッと変わったという。
水沢「すごく感じたのが、所属する事務所で声をかけてもらえるようになったことですね」