1994年、ロッシーとお笑いコンビ「野性爆弾」を結成し、バラエティを中心に活動するくっきー!。近年では絵画での独特な世界観が注目を集めたり、ミュージシャンや俳優として活動するなどマルチな才能を見せる彼の「THE CHANGE」に迫る。【第1回/全2回】

くっきー!

 僕、滋賀の生まれなんですけど、滋賀の人ってホンマにみんな眉がゲジゲジで、子どもの頃は京都に車で遊びに行くと「ゲジナン」っていじられたんです。これは、ナンバープレートの“滋”の一部がゲジゲジに見えるからで、ホンマに京都の人とはよう揉めたんです。だから、滋賀県人は「京都になめられたくない!」って意識がすごく強いんです。

 でも、京都の人に聞いたら、まったく意識していないし、勝手にこっちが思っているだけだって……。すごく恥ずかしい思いをしたんです。

 食べ物も、京都はいろいろあるけど、滋賀は近江牛ぐらいでしょ。あとはたくあんが入ったサラダパン。赤いこんにゃくもありますけど、どう思います? 赤いこんにゃくって。牛すき弁当に入っていて、ちょっと、からいんです。細かく刻んでいるからミミズにしか見えへん。誇るのがムズいんですよ(笑)。

 そんな地元を自虐している僕が今回出演したのが、映画『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』。タイトルからも分かるように、滋賀が出てくる。うれしかったですねぇ。そんな思いで意気込んでいたら、衣装合わせのときに武内英樹監督に「眉、ゲジゲジなんでしょ、滋賀の人は」って言われて、「あ、これはバカにされてるな」って(笑)。でもね、台本を読んだらメチャメチャ笑えるんですよ。