いま勢いのある若手俳優を代表する一人、今田美桜。その活躍の場はドラマ、映画などでの演技に留まらず、多くのCMにも出演中で、もはやその存在感は国民的といってもいいだろう。来年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』のヒロイン・朝田のぶ役も決まった。現在放映中のドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)でも主人公・花咲舞を好演。そんな今田美桜にとっての「THE CHANGE」を聞いてみた。

今田美桜 撮影/冨田望

「福岡一かわいい女の子」というキャッチコピーで登場した今田美桜(このコピーは現事務所の社長が付けたもので、今田自身は後日「ハッタリでした」と回顧している)。現在はドラマ以外にも、多くのCMでも活躍しており、彼女を見ない日は無いといっても過言ではない。そんな超多忙な今田にとっての”原動力になっているもの“が気になるところだ。

「それはたぶん、普通に仕事もプライベートも“楽しい” がすべてな気がします。お仕事でいえば、もちろん大変なこともすごくありますし、ずっと楽しいだけではないです。でも結局最後は、反省点とか悔しさとか、そういうものも含めての充実感だったり、達成感だったり、そういうものがあるから、次はこう頑張ろうとかって思えるんです。
 プライベートは、好きなものを食べて飲んで、好きなものを着て、寝て……というすごくシンプルなライフスタイルです。私自身、あんまり我慢するというタイプではないですね」

 上京して間もないころ、オーディションを受けても落選の日々が続き落ち込む中で、社長が掛けてくれた「8勝7敗」という言葉が今田さんに大きな勇気を与えた。

「ドラマ『記憶』のときに中井貴一さんが仰ってくれた“お前はそれでいいんだ。30点でいいんだ”という言葉に通じるところがあると思うんです。勝ちがひとつでも、プラスになるものがひとつでもあれば、それでいいんだよって意味なんですよね」