明るいキャラクターと屈託のない笑顔でバラエティ番組を中心に活躍中の鈴木奈々。そんな鈴木だが、先日出演したテレビ番組内で、2014年に結婚した夫と離婚していたことを発表し、世間を驚かせたことも。
 今年の7月で35歳を迎える鈴木奈々の「THE CHANGE」。人生が大きく動きだしたきっかけと、自身に変化をもたらした大切な人たちとの出会いとは?

撮影/有坂政晴

 ギャルモデルとしてキャリアをスタートさせた鈴木奈々だったが、23歳で初めてテレビ番組に出演して以降、体を張った仕事にも果敢に挑むバイタリティと明るいキャラクターで、タレントとしてもお茶の間の人気者となっていった。

「当時はお休みがまったくないほど忙しかったのですが、どの現場も楽しかったのでさほど苦にはなりませんでした。それに、いい意味で何も考えていなかったというか……。目の前のお仕事を一生懸命こなしているうちに、月日が流れていきました」

 20代を一心不乱に駆け抜けた鈴木の心に迷いが生じるようになったのは、彼女がちょうど30歳になった頃だったそう。「このままでいいのだろうか?」と悩む彼女が、その気持ちを素直に吐露できる相手が、加藤茶の妻としても知られるタレントの加藤綾菜だった。

「綾菜ちゃんとは、所属事務所も年齢も同じ。出会ってすぐに意気投合して以来、彼女の自宅によく遊びに行っていたので、そのときに話を聞いてもらっていました。綾菜ちゃんの手料理を食べながら相談することが多かったので、その場にいらした加藤茶さんが私の言葉に耳を傾けてくださることもありました」

 加藤茶と言えば、ザ・ドリフターズのメンバーとして芸能界の頂点を極めた芸能界のレジェンド。鈴木にとっては雲の上の存在であるものの、親友の夫としてプライベートを共にする機会も少なくなかった。

「30歳になり、ふと立ち止まってみたら、私より若くて才能あふれるタレントさんたちがたくさん出てきていることに気が付いて。皆さん、すごく品があるのに、私なんてエゴサーチしても『鈴木奈々 うるさい』なんてキーワードばかりだし……。なんだか焦っちゃって」

「この先、何かを変えたほうがいいのか?」と葛藤する思いを、鈴木は加藤茶にも打ち明けてみたという。

「“私、このままでいいんですかね?”と話すと、茶さんは“奈々ちゃん、自分に飽きちゃダメだよ”って一言。たしかに私、自分に飽きかけていたんだと思います。でも、その言葉にはっとさせられて、迷いが吹き飛んだ覚えがあります」