ハマっているのは『魔王』『のだめカンタービレ』作者の…

鎌田:ただ、TikTokにおいても、人気のTikToker10人を言えますかと言われたら、誰も言えないんですよね。だから今後、ネット上において、もっと上のクラスの作品や人物、たとえばコロナ禍における『鬼滅の刃』、時代の寵児と呼ばれてYouTuberが小学生のなりたい職業にランクインした時代のYouTuber代表のHIKAKIN級のスターが誕生することを期待したいし、できれば、そういう人とも今後、仕事がしたいですね。

――今、『鬼滅の刃』の話になりましたが、鎌田さんはマンガ好きだとか。

鎌田:蔵書は現在、1万4254冊になりました。

――すさまじい数ですね。現在ハマっているマンガ、もしくは何かオススメのマンガはありますか?

鎌田:ハマっているのは、『マチネとソアレ』(小学館)。作者は、もともと伊坂幸太郎原作の『魔王』(小学館)を描いていた大須賀めぐみさんで、タイムスリップものではあるんですが、舞台や演技の深い部分を知ることができる作品なんです。また、ライトなところだと『天才ファミリー・カンパニー』(幻冬舎)。『のだめカンタービレ』(講談社)の作者・二ノ宮知子さんの作品で、天才の男子高校生がビジネスをしたり、物事を解決したりする様子が描かれて、しかも伏線が最後、きれいにパンパンパンパーンって回収されるので、スカッとする。あと最近、強く読み返しているのが『白竜』(日本文芸社)です。

――ヤクザの話ですよね?