2011年に結婚を果たしたお相手は…
プライベートでは2011年に結婚を果たした。お相手は(当時)TBSアナウンサーだった高野貴裕さん。
「最初にお会いした時から“素敵な方だな~”と思っていて……。彼は福島出身なのですが、当時、少しイントネーションに特徴があったりして、そういう福島弁も良いな~、居心地が良いな~みたいに思っていたんです。
それから、数年経って彼が会社に勤めているという状態のときに再会して、そこからまたお付き合いが始まって。9年ぐらい長くお付き合いさせていただいて……。私が“30歳までに(結婚)したいですっ”とずっと言っていたので、その夢を叶えさせてもらい結婚というカタチになったんです」
──30歳まで……というのは何故?
「漠然とした願望があったんです。目標でもあったし、“そうしないと!”みたいな思いもあって。ちょっと縛られていましたね。両親からも、特に“30歳までにしなさい”って言われたことも無かったんですけど……いま振り返ると、なんでそんなにこだわっていたんだろうって思います(笑)」
結婚しようって思った最終的な決め手って何かあったんですかと尋ねると、「う、あの……」と少し戸惑って(照れて?)
「私、今もなんですけど、喋ることに対してコンプレックス、苦手意識がすごく強くて、“私の話なんて……”みたいに思うところがあるんです。でも、そんな私の話を急かすことなく、しっかりと聞いて反応してくれました。話をすごく丁寧に聞いてくれる人だったんです。それで、私も人と話すことが楽しいんだなってことを気付かせてもらったといいますか、“こんな人だったらこれからも一緒にいたいな~”と。この気持ち、想いはいまでもずっと変わっていないですね」
結婚は星野さんにとって大きな転換期のひとつだった?
「結婚したことよりも、やっぱり子供が生まれたことの方が大きな変化だったと思いますね。それまでは、もちろん上手くいかないことはあったにしても、自分のことは自分で決断して、自分で動いて……ということが出来たんですけど、子供という想像を超えた命が目の前にあった時に、でも、その命を産んだという責任もある状態で、どうしていいんだろうっていう思いがあって。それは怖くもあって大変でもあって。でも楽しくもあって。そんな新しい感覚はすごく感じていたと思います」
2015年7月30日に第1子女児を出産。このことが以降の星野さんに大きな試練を与えようとは、この時はまだ想像すらしていなかった。
(つづく)
星野真里(ほしの・まり)
1981年7月27日、埼玉県生まれ。O型。T156㎝。幼少の頃から児童劇団に所属しCMやテレビドラマに多数出演。2005年に公開された映画『さよならみどりちゃん』で映画初主演を果たし、第27回ナント三大陸映画祭で主演女優賞を受賞。近作に、『ビリオン×スクール』、『全領域異常解決室』などのドラマや『新生!熱血ブラバン少女。』などの舞台がある。
●作品情報
ドラマ『きみの継ぐ香りは』
https://s.mxtv.jp/drama/kimitsugu/
【放送日時】 毎週金曜よる9時25分より放送中<TOKYO MX>
【配信情報】民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて2週間無料見逃し配信
【出演】 星野真里 加藤ローサ
今井柊斗 滝澤エリカ 朝日奈まお 池田良 武田航平 / 原日出子
【監督】 石橋夕帆
【脚本】 下亜友美
【音楽】 近谷直之
🄫 小川まるに/シーモアコミックス 🄫 TOKYO MX