国民的アイドルグループ「SMAP」から、1996年にオートレーサーへ転身した森且行。翌年デビュー戦で勝利すると、さらにその翌年、新人王に。2020年には40代にして「メンバーとの約束だった」悲願の日本一を達成。しかしそのわずか82日後、生命の危機すらあった落車事故による大ケガを負う。チェンジの連続のような人生。奇跡の復活を遂げ、現在もリハビリを続けながら“6色に彩られた星”が輝くヘルメットで走り続ける森さんが、自ら語るTHE CHANGEとは――。【第5回/全5回】
2016年12月31日に解散した国民的アイドルグループSMAP。1988年に結成され、1991年にCDデビューした同グループに、森さんは1996年まで所属。現在はオートレーサーとして活躍する。
公開中のドキュメンタリー『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』は、2020年にSG日本選手権で初優勝を飾るも、その後のレースで落車し大ケガを負った森さんが、復帰するまでの3年間を見つめている。ナレーションは、森さんの友人でもある俳優の萩原聖人が務めた。
「超、嬉しくて。感謝しかない。あの声、ヤバくないですか?」