「期待以上のパフォーマンスを見せるには、感覚に任せて突っ走る瞬間が、絶対に必要」
その一方で、16歳でダンスとEXILEに出合ってプロダンサーを志し、4年後に夢をかなえてしまったように、自由奔放さも同居している。
「作品で “現実に負けて好きなことを選べないような世の中なら、自分で変えればいい”という、優神のセリフがあったんですが、現実の僕も言いそうな言葉です(笑)。根は真面目なんですが、我慢はしたくない。
ライブではひとつの公演で30曲以上踊って体重が一晩で2キロ減ったり……そんな過酷なステージで、期待以上のパフォーマンスを見せるには、感覚に任せて突っ走る瞬間が、絶対に必要なんだと思います。冷静な自分と興奮できる自分、どちらもこの華やかな仕事を続けるためのパートナーです」
俳優として、パフォーマーとして「飽きられたくないですね。ずっと必要とされる存在であり続けたいです」と誓った佐藤さん。その目は、第一線の表現者でい続ける決意を伝えていた。
佐藤大樹(さとう・たいき)
1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。’14年にEXILEにパフォーマーとして加入し、’17年からはFANTASTICSのリーダーとしても活動を始める。主な出演作にドラマ・映画『HiGH&LOW』(2015~2019)シリーズ、ドラマ『ワイルド・ヒーローズ』(日テレ系)『liar』(毎日放送)、『降り積もれ孤独な死よ』(日テレ系)、映画『4月の君、スピカ』(2019)、『小説の神様 君としか描けない物語』(2020)、『逃走中 THE MOVIE』(2024)などがある。
ヘアメイク:大木利保【CONTINUE】/スタイリスト:平松正啓
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