バラエティ番組などで活躍する村重杏奈さんが映画に初主演。作品は衝撃のホラーサスペンス『悪鬼のウイルス』。意外過ぎるキャスティングに発表当初驚きの声も上がった。初挑戦となるお芝居の世界にどう向き合ったのか。さらに、次々に活躍の場を広げる裏あった転換のポイントはーー【第2回/全3回】

村重杏奈 撮影/有坂政晴

 2011年、HKT48での活動から本格的に芸能活動をスタートした村重杏奈さん。現在ではバラエティ番組からコメンテーター、さらに自らのYouTubeチャンネルなど、活躍の幅を広げている。そして今回は初めて映画『悪鬼のウイルス』で初めての主演と、次々に転機を迎える村重さんだが、これまでの芸能生活の「転換点」、「CHANGE」というとどの瞬間になるのだろうか。

「大きな転機は今のマネージャーさんに出会ったことだと思います。4年前…まだ事務所に入りたてのときだったんですけど、かなり厳しいんですよ。めちゃくちゃ言われるんです。番組収録が終わった後に反省会もしっかりやってます。とにかく細かくて、厳しい人なんですけど、でもプライベートの面では本当に友達みたいにお買い物も付き合ってくれますし、ランチもついてきてくれる人で、そういうマネージャーさんに出会えたのが私は転機かなと思ってます」