バラエティ番組などで活躍する村重杏奈さんが映画に初主演。作品は衝撃のホラーサスペンス『悪鬼のウイルス』。意外過ぎるキャスティングに発表当初驚きの声も上がった。初挑戦となるお芝居の世界にどう向き合ったのか。さらに、次々に活躍の場を広げる裏あった転換のポイントはーー【第3回/全3回】
これまでの人生全体を振り返って「CHANGE」にあたるポイントはどこだと思いますか?という質問には、やはりこの世界への第一歩について語ってくれた村重さん。ただ、その第一歩は「へし折られた」第一歩でもあったという。
「やっぱりHKT48に入ったのが大きな“CHANGE”だったと思います。そこは、芸能界に入る大きな一歩だったのは間違いないんですけど、いろんなプライドをへし折られて、鼻も折られて、上手くいかないこともたくさんありましたし、その後ずっとやってみてアイドルが向いてなかったな、ってわかったぐらいの10年で。でも、向いてる向いてないなんて関係なしに夢中でやってたのがHKTだったので、そこかなって思います」