「自分の可能性をずっと追っている」

「今回のマンガ化もすごくありがたいことなんですけど、そこで立ち止まることはないんです。おニャン子クラブのときもそうでした。“みんなでデビューするよ”、“よかった”、“じゃあ次はソロで”、“その次は卒業したら”……って、いつも次のことを考えちゃうんです。おニャン子を卒業したら次は俳優の仕事をしたい。時代が変わってバラエティ番組に出たほうが演技のお仕事をもらいやすくなるのなら、バラエティに出たりとか、次へ次へと意識がいくんです。
 だからマンガ化されて、それはすごくうれしいんですけど、じゃあ、そこから次の夢をかなえるためにはどうしたらいいんだろうって考えちゃうんです。夢追い人みたいな、そういうところが自分にあるかもしれません」

 これはもともとの性格が大きいらしい。

「自分の可能性をずっと追っている、広げようとしているんだと思います。私はもともとが陸上選手、アスリートですから、10秒を切ったら次は9秒台を狙おうとか、そう考えちゃうんです」

国生さゆり 撮影/有坂政晴