今回登場してくれたのは、巳年生まれで今年4度目の年女を迎える矢部美穂さん。自身が経営するバーでのイベントから憧れの中山美穂さんとの思い出まで。とことん語り尽くしてもらいました!【第2回/全2回】

矢部美穂 撮影/小島愛子

ーー一つ聞きたいのが、16歳でデビューされて、芸能生活も32年。ここまでの芸能人生で矢部さんの“転機”となった出来事や、影響を受けた人はいますか?

「そうですねー、いろいろ振り返ると、私ってやっぱり“男”で変わってきた気がします」

ーーあれ? 結局、そっちの話にいくんですね。

「私、仕事よりも誰と付き合うかで、流れが一気に変わっているんですよね。今のヤベケがあるのも、元カレと別れたことが理由なんです。このままの私じゃダメだと思って、お店を始めたんですよね」

ーー付き合ってきた男が人生のターニングポイントになっているんですね。

「そう。私は恋愛に関してはいつも真剣勝負なんで。男によって変わることが多いんですよね」

ーーなるほど。あと、最後にもう一つ。昨年の12月6日、中山美穂さんが入浴中の不慮の事故で亡くなられました。

「はい……本当に驚きましたし、嘘だと思いたかったです。めちゃくちゃ悲しいはずなのに涙も出ないぐらい、現実を受け止められなかったです」