吹き替えを担当したキャラは「似ているところはあった」
「オファーを受けまずは英語版を見て、泣いて。アフレコしたあとに日本語完成版を見て、“ああ、そうそうもうすぐ泣くシーン!”と思いながらまた泣いて。特に泣いちゃうのは、野生の島に漂着したロボット・ロズが育てることになる雁(がん)の子・キラリが、成長して飛び立つシーン。ロズの達成感や寂しさなど、いろいろなものが一瞬にして押し寄せるじゃないですか。グッときましたね。歳を取ると泣きやすくなるのかな(笑)」
ロズを演じるのは綾瀬はるかさん、キラリの吹き替えは鈴木福さんが担当する。そしていとうさんが担当するのは、野生動物たちに恐れられ、疎まれていたロズに対して物怖じせず、キラリを育てようとするロズをサポートする子沢山のオポッサム、ピンクシッポだ。
「ピンクシッポはお母さんで、私は子どもを産んだことがないのでその辺はわからないんですけど、どちらかというと似ているところはありました。たとえばいまは会社の代表として社員に対して激励したりすることがあるので」
