2025年のテーマは「王道」

 そして今まさに、「やってみよう」の真っただ中だという。1月28日放送『ラヴィット!』(TBS系)の「リユースショップで爆売対決」という企画に出演、番組内で「2トントラックがいっぱいになるくらい」「家中のモノ全部持ってきた」と話し、それまで愛用していた個性的な私物を手放した。同時に「2025年はいい女になりたいんですよ。王道になりたくて」と話していたが、昨年末に行われたこの日の取材でも「来年からは、いい女を目指してやってみようかな、と」と話していたのだ。

ーーなぜ“王道”、“いい女”をテーマに据えたんでしょう。

「今までは、金髪やぐりぐりの巻き髪など、キャラクター性のあるものがみんなの憧れの存在になりやすかったと思います。でも最近は時代も変わり、憧れよりも“いかに自分に取り入れやすいか”という共感性がより大事になってきたと思います。特に40代に向けて意識するようになりました。少し前まではピンクの髪色でしたが、それよりもみんなが真似しやすい方向性を目指すことに、楽しみを見出すようになったんです」

 今年、新たなブランドをローンチ予定だという益若さんは、「ちょうど“変わろう”とする始まりのときの取材で、とてもうれしいんです」と、胸の高鳴りを乗せたように弾んだ声で言うのだった。

益若つばさ 撮影/松島豊

チュールミニドレス / ¥45980 / Dream Sister Jane / THE WALL SHOWROOM(050-3802-5577)
靴、アクセサリー共に私物

ますわか・つばさ
1985年10月13日生まれ、埼玉県出身。高校生の頃から読者モデルとして雑誌『Popteen』で人気を博し、ティーンのカリスマ的存在に。現在はモデル、美容関連商品のプロデューサーとして活躍。高校1年生の息子がいる。