好きなことをさせてくれた父・三浦大輔

 競馬の魅力を広めたいと大学を卒業後、競馬記者となった三浦さん。大の競馬ファンでもあり、自身でも馬を持っている父の三浦大輔さんは、さぞ喜んだと思いきや……。

「そこまで喜んだという感じではなかったです(笑)。小さいころから私がなにかしたいと言うと、いつでもなんでもやらせてくれました。それもあって、記者になると言ったときも、“もっと競馬の話ができるのはうれしいね”と、喜んでくれました。ふだんからふたりの共通の話題は競馬なので。最近は父の馬が茨城の美浦にいるので、その馬の報告もしています」

 父の三浦大輔さんは髪形こそリーゼントと派手だが、実は性格は穏やか。著書の出版が決まったときも、静かに応援してくれたという。

「“そうか、頑張れよ”という感じでした。基本的に“やるときはやる、中途半端はダメ”という方針で育てられてきたので。なにかやると決めたときは、いつでも“頑張れよ”と背中を押してくれるんです。ちょっと離れて、でもちゃんと見守ってくれている感じです」

 家での三浦大輔さんはどんな感じなのでしょう?

「普通ですよ。髪形がリーゼントなのは一般的に見ると普通ではないですが、それ以外はいたって普通だと思っています。私が物心つく前からあの髪形なので、感覚がまひしているだけなのかもしれないですけど(笑)」

 笑いながら父のことを語ってくれた三浦さん。現在の活躍は三浦さんの努力によるものが大きいが、三浦大輔さんの娘をそっと見守る懐の深さもまた、影響しているようだ。

三浦凪沙 撮影/松島豊

三浦凪沙(みうら・なぎさ)
1997年神奈川県生まれ。父は横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督。14歳のときに見た競馬に心を奪われ、馬に携わる仕事を志すように。2020年より『サンケイスポーツ』(産業経済新聞社)レース部の記者となり、同年の有馬記念で紙面デビュー。中央競馬を担当し、予想はもちろん、競馬の魅力や楽しさを伝えるために奮闘している。25年2月に初の著書『知れば知るほど楽しくなる!ウマに恋する競馬ガイド』(小学館)を出版した。

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