俳優・キャスター・文筆業と、マルチな道を行く長濱ねる。およそ3年半のアイドル活動時に絶大な人気を得ると、第二のステージではより自由に、心のおもむくままに感性を発揮してきた。表舞台に飛び込んで今年2025年で10年目になる彼女は、少しずつのCHANGEを経て、いまに至る。そんな日々を振り返ってもらった。【第4回/全4回】

2019年8月に、約3年半在籍した欅坂46を卒業。およそ1年を経て芸能活動を再開すると、俳優業でもブレイクしていく。ラブコメ『ウソ婚』(フジテレビ系)にヒューマンドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系)、コメディ時代劇『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』(WOWWOW)など、作風も役柄も広がった。
そして今回『いつか、ヒーロー』(ABCテレビ・テレビ朝日系)では、世の中と闘う等身大のアラサー介護士に。芝居に挑んできて、自己に対する視線も変わってきた。