劇場版『僕とロボコ』で主人公・ロボコの声を担当するチョコレートプラネットの松尾駿さん。「チョコプラ」としてテレビ、ラジオ、ウェブなどその活躍は幅広く、さらには海外での活動など、そのフィールドは広がるばかり。松尾さんにとってステップアップを生んだ「CHANGE」は? きっかけをもらった出会いや言葉について語ってくれた。【第1回/全4回】

チョコレートプラネット・松尾駿 撮影/有坂政晴

週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の、人気ギャグマンガ『僕とロボコ』。2022年12月より、1話3分のショートアニメのテレビシリーズが放送され、そしてこの春、ついに映画化されることになった。ロボコの声を担当する松尾さんにとって、劇場版決定の報告は「やった!」という思いだったという。

「とにかく、やった!と思いましたね。俺は映画の主演だ、っていう感覚です。もともと、最初にテレビ番組の企画で原作者の宮崎(周平)先生にお会いしたときに、“声をやらせてください”って冗談で言ってたら、オーディションに呼ばれて、本当に声をやらせてもらうことになったし、次は“劇場版やりたい”と言ってたら実際そうなったので、言っておくもんだな、という感じですね(笑)。ただ、今回の映画は物語のテンポがすごく早いので、大丈夫かなっていうプレッシャーはありました」