2015年の『ホリプロスカウトキャラバン』にてグランプリを受賞してから早10年、現在は女優として勢力的に活動中。『ウルトラマンR/B』『仮面ライダーガッチャード』『忍者戦隊カクレンジャー』に出演。いわゆる“三大特撮モノ”を制覇した彼女の最新出演は衝撃の話題作! 撮影の裏話から、プライベートまで、たっぷり聞きました!【第2回/全2回】

木下彩音 撮影/小島愛子

――木下さんの出演作といえば、腐女子OLを演じた『パーフェクトプロポーズ』(フジテレビ系)、社内恋愛禁止の会社で起こる恋模様を描いた『0.5D』(日本テレビ系)があります。
 ドラマの撮影を通じて共演者同士が“禁断の恋”になんて展開もあったりしましたか?

「いやいや(笑)。仲良くはなったりしますけど、今の連続ドラマは撮影期間が短いので、親密な関係になりにくいんですよ」

――『0.5D』は全4話。撮影期間は、どれくらいだったんですか?

「1か月もないですね。オフィスのシーンをまとめて撮る感じで、サクッと終わってしまうんです。
 でも、この間、たまたま入った居酒屋さんで『0.5D』で共演した高田里穂さんとバッタリ会いました。そこから連絡取り合うようになりましたね」

――以前から結婚願望が強いと言っていましたが、ズバリ好きな人のタイプを教えてください。

「優しい人が好きなんですけど、優しさに酔っている人は苦手で、その人のさりげない優しさを感じたいんです」

――優しさの押し売りは嫌だと。

「ちょっとした優しさを空気のように素でできる、大人の余裕を感じられる人がいいです」

――大人な男性がタイプということですね。

「そうですね。自然と年上の男性に目を惹かれます。同じ仕事をしてようが、違う仕事だろうが、お互いを尊敬し合える人がいいですね」

――そういう考えになったのは最近ですか?

「いや、10代の頃からですね。高校生ぐらいから20歳で5歳上の人と結婚したいなと思ってたので。大人がいいというのはブレないですね」

――そういう人が現れたら、電撃婚もありうると。

「事務所的には恋愛NGとかはないんです。だけど、ずっと恋愛してなかったから恋愛の仕方を忘れちゃいました。
 あと、束縛されるのも嫌ですね。それもあって、余裕のある大人がいいと思うのかもしれないですね」