役者として大活躍中のファーストサマーウイカ。この春公開の映画『花まんま』にも出演し、見事な演技力を見せた。出演のきっかけからこれからの目標まで、彼女の素顔と役者人生に迫ります!【第2回/全2回】

ファーストサマーウイカ 撮影/小島愛子 ヘアメイク/吉田真妃 クララシステム スタイリスト/近藤伊代

ーー仕事のこと以外だと、最近はお笑いコンビの『ヤーレンズ』にハマっているとか。ハマるきっかけは?

「前々回のM-1グランプリでバ~ッて出てこられて、それで気になってラジオを聴いたら、メチャクチャ面白かったんです。
 それからは劇場にも足を運ぶようになり、最近ではラジオの仕事でご一緒させてもらうようになって。人生初めての“推し活”を始めています(笑)」

ーーこれまでは推されてきた立場でしたが、逆に自分が推す立場になって改めて気付いたことは?

「ファンのありがたみですね。音楽をやっていたときには、“数あるアーティストの中から私を選んで来てくれて、ほんと希有な方たちだな”って思ってましたけど、自分が推す立場になって初めて“ファンは、こんなことで一喜一憂するんだ”とか、ファンの方々の気持ちが分かるようになりました。これまでは、その気持ちを考えきれていなかったから、長く応援することの大変さも初めて理解できて。ハマりだした頃は、“ファン”の第一歩として、ラジオ番組にもメール投稿していました」

ーーラジオの楽しみ方の原点ですね。

「書いては消しを繰り返して、送ってからも、採用してもらえるかとソワソワして。純粋にオンエアを楽しめないんですよ!
 仕事で共演したときも、何を差し入れに持って行けばいいのか必要以上に悩んで。これまで私にプレゼントを贈ってくれた人もこんな気持ちだったのかなって。
 それに、ファンの間では“同担拒否”があったりするじゃないですか。それにも悩んじゃうんですよね」