腕時計の時間がズレていることにもクレームが

──「ズボンのファスナーが開いている」というクレームだったんですか? 

「そうですよ。あと、僕の手元が映ったときに、腕時計の時間が5分ズレてて“加藤浩次の時計が5分狂ってる!”って。すぐ謝りました。“僕の腕時計が狂っていてすみませんでした”って。こうなると、めっちゃ面白い。もうネタですよ(笑)。そこまで見てるんだ、って」

──本当ですね。

「それも面白くすればいいじゃん、と思ってます」

加藤浩次 撮影/有坂政晴

──SNSの存在、反応を恐怖に感じるときはありませんか?

「オレ、SNSは一切やらないから。たまにマネージャーが“加藤さん、これ、若干燃えてますよ”とか、教えてくれる感じ。“あ、燃えてますか”って(笑)。もしくは娘たちが“パパ、いま燃えてるよ”“マジ?”って、間接的に聞くくらいです」

──ご家族もわりとクールなんですね。

「いまどきの子って、そうなんじゃないですかね。そこに重きを置いてないんですよ。“なんか、いまこれ炎上してるな”くらいの感じで。大人のほうがビビってる。例えば局のお偉いさんとかのほうが、めっちゃビビってますよね」