今年結成10周年を迎え、“イイじゃん”のバズりをきっかけに、大きな話題となっているM!LK。そのなかで“王子キャラ”として圧倒的なビジュアルと雰囲気を持つ山中柔太朗が、映画『君がトクベツ』に出演。俳優としても活躍が目覚ましい彼に、M!LKへの熱い想いと、ターニングポイントを教えてもらった。【第1回/全3回】

山中柔太朗 撮影/有坂政晴

“今日ビジュイイじゃん”というフレーズと、予想不可能なビートチェンジのサウンドで話題となった、5人組ダンスボーカルユニットのM!LK。そのバズは日本だけでなく、K-POPアーティストもTikTokを中心に振りつけ動画をアップし一大ブームに。その印象的な“今日ビジュイイじゃん”というフレーズとともにセンターに躍り出て来る山中柔太朗は、その圧倒的なビジュアルを武器に一気に世間に知られることに。

「これまで、ずっと支えてきてくれている、み!るきーず(※M!LKのファンの愛称)の方たち以外にこうして知ってもらえることはすごく不思議なことですし、街でもよくバレるようになりました(笑)。さらに地元の友達から連絡が来たり、自分がプライベートで見ていたSNSのオススメに自分が流れて来ることも、今までにない感覚で驚いています」