2013年にSKE48の第6期生としてデビュー、中心メンバーのひとりとして活躍した北野瑠華。昨年、グループを卒業して名古屋から東京進出し、グラビア業界の裏側を描くドラマ『グラぱらっ!』に主演! 根掘り葉掘り、たくさん聞いてみましょう!【第1回/全2回】

北野瑠華 撮影/小島愛子

ーー現在放映中のドラマ『グラぱらっ!』は連ドラ初主演ですね。

「最初にオファーを聞いたときは嬉しさより驚きのほうが強くて、実感するまでかなりの時間がかかりましたね」

ーー物語は、北野さんが扮する夢を追う新人グラビアアイドル・葛木さくらと、さくらのファン・隅田忍(押田岳)が織りなすラブコメです。

「原作コミックを読ませてもらいましたが、感想は言葉を選ばずに言わせてもらうと……エッチだな(笑)」

ーー確かに。「!」っていうシーンの連続ですね。

「その一方で、グラビアアイドルたちのグラビアに対する思いだったり悩みだったり、共感できる部分がたくさんありました。さくらが全力で夢を追いかける姿は、美しいなって思いました」

ーーそのうえで台本を読まれて、いかがでしたか。

「最初は、漫画の過激なシーンを、どう実写化するんだろうと不安がありました。でも、スタッフの方と打ち合わせを進めていくうちに、原作の大切な要素を残しつつも、ドラマならではの表現で見せるということを知って、不安なく現場に入ることができました」

ーーさくらを演じるうえで心がけたことは?

「さくらはグラビアアイドルになって雑誌の表紙を飾ることを夢見て、全力で頑張っているんですよね。ピュアで、まっすぐだからこそ芸能界の闇に引っかかったりするんですけど、それでも自分の思いを曲げない、夢に向かって突っ走る強さがある子だと思うんです。そんな弱さと強さを、繊細に表現できたらいいなって思って臨んでいます」