あの日、芸能界の扉をたたくきっかけをくれた上戸彩。その後の再会は──?
最後にひとつだけ、聞いてみた。芸能界を目指すきっかけになった最初の憧れ、上戸彩とは、思い出はあるのだろうか?
「応募した国民的美少女コンテストの本選で結果が発表されたとき、私の真後ろに上戸さんがいらっしゃって、“かわいいね”って声をかけてもらいました。実はそれ以来、ほとんどお会いしたことがないのですが、うれしくっていまも思い出です」
憧れがきっかけで表舞台を目指してから13年。「目標がないと頑張れないタイプなので、お仕事が続いていないとダメ人間になります(笑)」と笑いながらも、俳優としての力だけでなく、ひとりで歩んでいける芯の強さも手に入れた。

尾碕真花(おさき・いちか)
2000年12月2日生まれ、高知県出身。2012年に第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞。2016年に俳優デビュー。2019年にスーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のヒロイン・アスナに抜てきされ、同シリーズで3作映画に出演。2022年にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、2024年に連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)に出演。2025年は『コールミー・バイ・ノーネーム』(MBS)で連続ドラマ初主演を経験し、3月にもドラマ『介護スナック ベルサイユ』(東海テレビ・フジテレビ)で主演