ドラマ『木更津キャッツアイ』でモヒカンヘアーのうっちー(内山はじめ)役など、個性的なキャラクターで強い存在感を放つ俳優・岡田義徳。芸能生活はすでに30年以上、プライベートでは2児の父でもある。そんな彼にとっての「CHANGE」について話を聞いた──。【第1回/全3回】

岡田義徳 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/SHUTARO(Vitamins)

 今風に言えば“とんがった”キャラのイメージが強く、どこか近寄りがたい印象もあった。しかし、実際に会うと、時折見せる笑顔から人懐っこさが伝わってくる。現在、岡田さんはドラマ『量産型ルカ‐プラモ部員の青き逆襲‐』(テレ東系)に出演中である。高校のプラモデル部を舞台に、2人の女子・高嶺瑠夏(賀喜遥香)と瀬戸流歌(筒井あやめ)の成長を描く青春ホビー・ヒューマンドラマだ。

「最初に話をもらったとき、子どもの頃から身近だったプラモデルが題材のドラマだと聞いて、非常に楽しそうだと感じました。このドラマをきっかけに、プラモデルの魅力を多くの人に知ってもらえれば嬉しいですね。台本には登場人物の人柄なども細かく書かれていたので、あまり深く考えず、素直にそのまま演じようと思いました」