「自信のなさ」や「迷い」と何度も格闘した

 スタッフやメンバーは「杉浦さんは本番に強い」「どんな時でも動じない」と口を揃える。しかし本人は、その裏で何度も“自信のなさ”や“迷い”と格闘していた。

「人からは“度胸がある”“物怖じしない”と言われることも多いんですけど、実は人前に立つとめちゃくちゃ緊張するタイプです(笑)。カメラやメディアの前に立つと、“自分の言葉や表情がどう伝わっているんだろう?”とか、“どうしたらもっと自分らしさを出せるんだろう”って、つい考えすぎてしまいます。昔は“もっと完璧じゃなきゃ”“もっとちゃんとしなきゃ”と自分を追い詰めてしまうことが多くて、どんどん表情が硬くなったり、口数が少なくなったりしてしまったこともありました」

 『視線のラブレター』MVで“仲間の温かさに背中を押された瞬間”があったという杉浦さんだが、「2年前は涙ばかりだった」という。その真意はーー。

(つづく)

杉浦英恋(すぎうら・えれん)
2008年6月19日生まれ、愛知県出身。僕が見たかった青空のメンバー。8月6日発売の『視線のラブレター』でメインメンバーに抜擢。

僕が見たかった青空ワンマンライブ情報
「アオゾラサマーフェスティバル2025」8月31日、豊洲PITにて。
「僕青祭」10月18日、KT Zepp Yokohamaにて。
舞台「夏霞~NATSUGASUMI2025~」9月6日~15日、シアター1010(東京都)にて上演決定。
最新シングル「視線のラブレター」のミュージックビデオ撮影密着記事を『EX大衆8月号』(発売中)でオフショットとともに掲載。