ウイカ「素材提供してるだけみたいな気持ちになるんですよ」

ウイカ「素材提供してるだけみたいな気持ちになるんですよ。だって、“ここバッサリカットされてる”とか、完成した後で思ったり。私たちが関わってない、出てないシーンについては知らないことが多いんです。

 でも舞台は自分が出てないシーンも見てるし、勝手にカットされることはないですから。稽古場で場面がなくなっていくことはあっても、完成された状態のものを絶対分かって出してるし、まあ、全く別物なんですね。

ファーストサマーウイカ 撮影/冨田望

 和食、洋食、中華料理みたいな感じというか、同じ食べ物っていうだけであって違うものだなって感じます。

 今回の『炎上する君』に関しては映像作品ではありますけれども、今までの映像作品とは全く違って、ほぼ全部のシーンに出ているということもあり、自分にあるものがそのまま出たし、ほぼ即興芝居に近いシーンが多かったんで。ダンスのシーンとかね。ほんとに100%アドリブってあんまないと思うんですよ」

うらじ「(笑)」