2019年に俳優としてのキャリアをスタートさせた眞栄田郷敦。ストイックな姿勢と、クールなビジュアルを武器に、いまや様々な話題作に出演し、俳優として経験を重ねている彼に、ターニングポイントとなった作品について教えてもらった。【第3回/全3回】

若い世代を中心に大きな支持を集めたホラー映画『カラダ探し』。その2年後を描いた最新作『カラダ探し THE LAST NIGHT』に出演する眞栄田郷敦に、前作からの心境の変化や、撮影でのエピソードを教えてもらった。
映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』で再度共演をした眞栄田郷敦と橋本環奈。前作『カラダ探し』に比べれば一緒のシーンはほとんどなかったものの、大きな安心感があったようだ。
「“カラダ探し”ってフィクションであり、非日常の世界を映し出しているんです。だからこそ、恐怖の表現がすごく難しいんですよね。でも、橋本環奈さんは、その豊かな表情と演技力でよりリアルに感じさせてくれるんです。そこは毎回すごいなと思っていました。さらに、撮影は別々で、僕たちが遊園地で駆け回っているなか、橋本さんは1人で同じ部屋でのシーンが多いのに、ものすごいインパクトを持ち、“これぞ主役!”という輝き方をしているんです。そこにスター性を感じたのと同時に、“ズルいな~!”って思いました(笑)」