｢もう一度、一緒に仕事がしたい｣と思っていただける存在になりたい
２４年８月から７回に分けて行われたロングインタビューも収録されており、心の変化も感じられる。
クランクイン前の、緊張感。尊敬する先輩俳優との共演。役との向き合い方。日々、中沢元紀が成長していることが、言葉のひとつひとつに表れている。
「写真もそうですが、本当に自分という人間がどんどん変化していっているのをリアルに感じられる１冊になったと思います」
２５年の後半は初舞台『シッダールタ』が控え、俳優としてさらに進化することになりそうだが、これだけは変わりたくないと思っていることは？
「貪欲さ。そして“この人と仕事をしたら気持ちが良い。もう一度、一緒に仕事がしたい”と思っていただける存在になることです」
これからも、中沢元紀の「ルート」は果てしなく続いていく──。
なかざわ・もとき
２０００年２月２０日生まれ、茨城県出身。２２年にウェブＣＭドラマ『メゾンハーゲンダッツ～８つのしあわせストーリー～』俳優デビュー。ドラマ『下剋上球児』（ＴＢＳ系）『ひだまりが聴こえる』（テレビ東京）『最後の鑑定人』（フジテレビ）、映画『沈黙の艦隊』、主演映画『ファストブレイク』など、話題作に出演。待機作に、連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』（10月31日放送・配信スタート）舞台『シッダールタ』（主演・草彅剛）、映画『君の顔では泣けない』（１１月１４日公開）、『ＷＩＮＤ ＢＲＥＡＫＥＲ／ウィンドブレイカー』（１２月５日公開予定）が控える。
ヘアメイク／速水昭仁
スタイリスト／田中トモコ
衣装協力／CULLNI、ロックポート
中沢元紀ファースト写真集『ルート』
１０月１日発売
ワニブックス刊
価格：３，７４０円（税込）
撮影：瀬浪歌央、多田悟、本多晃子、宮脇進（５０音順）
総ページ：１６８ページ
判型：Ｂ５版
https://www.wani.co.jp/special/motoki-nakazawa/
