独特な魅力を放つ女優・入山法子。2022年に放送されたジャニーズWEST重岡大毅主演の超異色なドラマ『雪女と蟹を食う』(テレ東系)でのヒロイン役が印象に残 る人も多いだろう。5月2日より放送中のドラマ『明日、私は誰かのカノジョ Season2』(MBS)では、元バンギャで占いに人生をゆだねる40代の女性・江美を演じている。
入山さんの「THE CHANGE」、重要な変化とはなんだったのか。それを経て、彼女はどう変わったのかーー。

撮影/川しまゆうこ

 2006年に放送された『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)で連ドラデビューを果たして以来、様々な役柄を演じてきた入山法子さん。

 今回、出演するドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』でも、10代から40代という幅広い年齢を一人で演じきる。そんな彼女が向き合い続けてきた「演技」。そこで生まれた「THE CHANGE」とはなんなのだろうか。

 がむしゃらに与えられた役を演じ、セリフを覚えていた20代。そこから女優歴が10年にならんとする32歳の時に、入山さんが志尊淳とW主演を果たしたドラマが『きみはペット』(フジテレビ系)である。

 演じたのは、大手新聞社に勤めるキャリアウーマンだが恋愛には不器用というアラサー女子・スミレ。