舞台『新 画狂人北斎-2025-』の出演を控える雛形あきこさん。グラビア時代の思い、『めちゃイケ』で得たもの、そして俳優としてのキャリアで忘れることにできない作品との出合いなど語っていただいた。夫である俳優の天野浩成さんとの二人の歩みがここにきて変わってきたという「CHANGE」も赤裸々に。【第1回/全4回】
宮本亞門演出の本作。2023年の『画狂人北斎』以来2年ぶりの上演となる。今回は、『新 画狂人北斎』-2025-と題して、新たな作品として届けられる。北斎の娘・お栄役で出演する雛形あきこさんは前作に続く出演だ。
「前回の『画狂人北斎』もやらせていただいて、こうしてまた出演できることがすごく嬉しかったです。台本をいただいた段階から、題材が同じ北斎ではあるけれど、再演というよりは全く新しい作品になるんだな、と思いました。“全然違うんですね?”と(演出の宮本)亞門さんに聞いたら、“もう前回は忘れていただいて”と言われました(笑)。セリフもほぼ変わっていますので、新しい作品に取り組む気持ちです」