会う前の印象は“結構ヤンチャな人たち”「すごく礼儀正しくあいさつしてくださって、むしろ、それが怖かった」

「最初にお会いしたのは成田(昭次)さんだったんですが、ものすごく無口で。第一印象は“めちゃくちゃ怖い人”でした。実は、お会いする前に、自分なりにいろいろと調べてみたんです。それで、勝手に“結構ヤンチャな人たち”というイメージが頭にあったので、最初のあいさつは “おう、英樹か。よろしくな”って、男気あふれる感じかなって、想像してたんです。
 けど、目の前の成田さんはおとなしく、すごく礼儀正しくあいさつしてくださって。むしろ、それが怖かったんですね。のちに、他のお三方にお会いしたときは、僕のイメージ通りでしたけど(笑)」

 楽しそうに年上メンバーについて語る青山さん。年齢やキャリアを飛び越えて肩を並べられる、そうしたバンドマンならではの信頼関係が透けて見えてくるようだ。

「一緒にステージで演奏させていただいて感じたのは、約30年前の男闘呼組と比べても、そん色ないというか。20代と50代ではフィジカル面などで全然違うはずなのに、映像で見ていた当時のままの4人なんですよ。声もすごく出てるし、めちゃめちゃパワフル。それに圧倒されましたね」