高校(堀越学園)のクラスメイトで、1980年代に芸能界入りした西村知美さんと酒井法子さん。大ヒットドラマ『星の金貨』(日本テレビ系)では親友役で共演し、プライベートでも“心友”と呼び合う親交を続けています。今回は、変わらぬ笑顔でファンを魅了し続けるおふたりの同級生アイドル対談が実現! デビュー当時から名作ドラマ、2人の交流、最近の活動まで、貴重なエピソードをお届けします!【第3回/全4回】
メールの時代に手書きの手紙「法ちゃんの気持ちがうれしくて、読まずにとってあります」「読んでないの(笑)?」
――今年2月に開催された酒井さんのライブでは、ゲストの西村さんに宛てた感謝の手紙が朗読されました。
西村「メールの時代に手書きのお手紙をいただいて感動しました。法ちゃんの気持ちがうれしくて、そのまま読まずにとってあります」
酒井「読んでないの(笑)?」
西村「ライブのときに読み上げてくれたので、これは宝物としてしまっておこうと思って。なにかの折に読ませていただいて、また感動を味わいたいです」
酒井「そういう知ちゃんも30年ほど前、手書きの絵本とお手紙をプレゼントしてくれたことがあるんです。あれはうれしかったなぁ」
西村「手紙には法ちゃんへの想いをいっぱいつづりましたが、そういうものって引っ越しのときとかに処分してしまうじゃないですか。でも法ちゃんは今もきれいに保管してくれていて、その愛にも感激しました」
――高校時代は交換日記をしていたそうですが、卒業後も密な交流が続いたのですね。
西村「法ちゃんは海外ゼロ泊の弾丸ロケのあと、私のジョギングに付き合ってくれたこともありました」
酒井「『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)のレポーターとしてニューヨークへ行ったときですね。知ちゃんはマラソン大会に出るための練習だったっけ?」
西村「そう、ホノルルマラソンに挑戦したとき、ひとりではなかなか練習できなくて。不安になって“どうしよう”って言ったら“”一緒に走ろうよ”と言ってくれたんだよね。
酒井「当時は近くに住んでいたので、家の周りを2人で走りました。驚いたのは知ちゃんの格好。全身白一色で、体にフィットしたTシャツに短パン、帽子という目立つ姿で現れたので“”それはちょっと危なくない?”って(笑)。まだ、20歳くらいでしたからね。知ちゃん、覚えてる?」
西村「全然(笑)」