高校(堀越学園)のクラスメイトで、1980年代に芸能界入りした西村知美さんと酒井法子さん。大ヒットドラマ『星の金貨』(日本テレビ系)では親友役で共演し、プライベートでも“心友”と呼び合う親交を続けています。今回は、変わらぬ笑顔でファンを魅了し続けるおふたりの同級生アイドル対談が実現! デビュー当時から名作ドラマ、2人の交流、最近の活動まで、貴重なエピソードをお届けします!【第4回/全4回】
2人のアイドル像「ファンの方たちが求めているものを大切にするのが使命」「子どもの頃から憧れていたので…」
――多忙を極める中、友情を育んでこられたお2人ですが、アイドルとして見られることについて、どう考えていますか?
西村「私はファンの方、事務所、レコード会社、番組関係者の皆さんが求めることと自分がやりたいことがすべて違って、どこに合わせたらいいか悩む時期があって。当時は周囲のイメージや期待を裏切らないように西村知美を演じていた気がしますが、決して苦ではなく、むしろ楽しんでいました。ファンの方たちが求めているものを大切にするのがアイドルの使命なのかなと思いますね」
酒井「私も背伸びして大人っぽい自分を見せたい時期がありました。そういうズレはいつの時代もあるものですけど、それ以前に自分が表現することで誰かが笑顔になってくれることが大きな喜びだったから、好きなことを続けているうちに今いる場所に導かれた感じです。アイドルには子どもの頃から憧れていたので、自分がそう呼ばれるようになったのはうれしかったし、素晴らしい方にたくさん出会えたことも、いろんな経験を積めたことも、アイドルとして活動できたおかげだと思っています」
西村「法ちゃんは常に新しいチャレンジをして、観る側を驚かせたり、ときめかせたりしてくれるところが魅力。だからファンの方は目が離せないし、ずっと応援したくなるのでしょうね」
――そんなお2人が最近、取り組まれていることは?