健康のためにしていることは?医者だった父の教え「体の欲するものを食べていればいいんです」

――石原裕次郎さん、渡哲也さんの頃から引き継がれる、石原プロの教えですね。75歳というお話がありましたが、年齢を重ねてこられて健康のためにしていることや、食事で気を付けていることなどはありますか?

「僕は“好き嫌いはしてもいい”と言われてきたんです。“好きなものを好きなだけ食べろ”と。父の教えです。オヤジは医者でしたが、ずっとそう言っていましたね。出されたものは“残すな”といったこともない。“好きなものを食べろ”と」

――そうなんですね。

「子どもの頃ってピーマンとか嫌いな場合が多いけれど、自然と食べるようになっていたりするでしょ。だから体の欲するものを食べていればいいんです。無理やり食べてもあまり栄養にはならないというのがうちのオヤジの考えでした」

――現在もお好きで食べているものは。

「魚より肉系です。お酒は食事のときにワインを1杯飲むくらい」

――運動は?

「しますよ。腹筋を1日1回。朝起きるときと、寝るときのあわせて1回」

――いやいやいや(笑)。

「(笑)。ゴルフをやっています。ただ、健康のために特別に何をしようといったことは、まったくないです。これも好きなことを好きなように楽しむのが1番。本当にほにゃっと生きているので、なんのお手本にもなりません」