2022年に奇跡の復活、そして解散を遂げた「男闘呼組」。翌23年には、男闘呼組メンバーを中心とした新バンド「Rockon Social Club」を結成し、音楽ファンを熱狂させている。そんな彼らが、2025年11月5日にNOKKOさんや野村義男さん、段田安則さんなど、まさに一流の“SHOW MAN”とコラボしたアルバム『THE SHOW MAN』を発表。

成田昭次 撮影/Santin Aki

 インタビューサイト『双葉社 THE CHANGE』では現在、全国ツアー中のRockon Social Clubの“期間限定”となる連載をスタート!  メンバー6人全員に、ご自身にとっての“THE CHANGE”、転機について語っていただくとともに、音楽、そしてメンバーに対する“熱い思い”をリレー形式で明かしていただいた!【第15回/全30回】

 2022年に復活した男闘呼組のメンバーを中心に結成された6人組のロックバンド・Rockon Social Club(以下、ロックオン)。前向きで反骨精神を忘れない遊び心あふれる歌詞や、パワフルなサウンドと歌声に心励まされる人も多いことだろう。大人の音楽ファンを魅了するロックオンの魅力を、ギター&ボーカルを担当する成田昭次さんに解説していただいた。

「ロックオンは、2人の新しくてすごい才能が加わったことで、男闘呼組とはまた違ったものになっていると思います。乗り物にたとえるなら、サウンドの土台を作るドラムの青山英樹君は大きなバスみたいなもので、それを乗りこなす寺岡呼人さんはスーパードライバーです。
 英樹君のような力強い原動力があるから、僕らはそれに乗っても安心できるし、呼人さんはそれをうまく操れる人なんです。僕ら4人は、個性もキャラも強い。そうした4人をまとめて音楽的に引っ張っていくのって、とても難しいと思うんですが、もともとの4人の相性の良さと新しい2人の力がうまくかみ合ってるんだと思います」