今回登場するのは、12月19日公開の映画『星と月は天の穴』でヒロインを務める俳優の咲耶さん。父は名バイプレーヤーの俳優・吹越満さん、母は俳優で映画監督の広田レオナさんという芸能一家で育った彼女のデビューのきっかけから、ヌードシーンにも挑戦した今回の映画の撮影秘話、プライベートまで、余すところなく語ってもらいました。【第2回/全2回】

咲耶 撮影/河村正和 ヘアメイク/足立真利子 スタイリスト/丸山晃

――今回は映画『星と月は天の穴』で大胆なヌードにも挑戦しましたね。

「私の中では、映画において女性のヌードが映るということは特別不思議なことではないという意識が、まずあって」

――自然なことということなんですね。

「わざわざ映す必要がないと言われたら、そうかもしれませんが、あえて映さない必要もないかなと」

――ご両親の反応は?

「母にも“あんた、体がきれいだから、出せるうちに出しておいたら?”なんて言われて(笑)。じゃあ、残せるうちに残したいなって気持ちもありましたね。だから、ものすごい意気込みがないと挑めないということでもなかったんです」

――とはいえ、いざカメラの前に立ったときは緊張しませんでした?

「そうでもなかったですね。むしろカメラが回っていないときのほうが緊張しました。クランクインの前日から撮影が終わるまで、食事が喉を通らないことが続いたくらいでした」