「『やっほー』って聞こえるなと思ったら、私のことだったりして」
火曜ドラマ『未来のムスコ』(TBS系)で主演を務める志田さん。彼女が演じる主人公の汐川未来は、俳優志望ながら恋も仕事も中途半端なまま、人生の岐路に立たされている。そんなある日、彼女の前に2036年からやってきた“未来の息子”だと名乗る、5歳の男の子・颯太が現れる。颯太の目的は、未来の夫であり、自分の父親でもある“まーくん”と、未来を仲直りさせること。戸惑いながらも始まる颯太との共同生活と、“まーくん”探しを軸に描かれる“時を超えたラブストーリー”だ。
「原作コミックを読んだとき、登場人物みんなが温かくて、優しさにあふれた作品だなと感じたんです。その“温もり”を、ドラマにも反映できたらいいなと思っています」
役名が自身と同じ“未来”であることに、「運命を感じた」と語る志田さん。本作では、ドラマ『14歳の母~愛するために 生まれてきた』以来、約20年ぶりに母親役を連続ドラマ主演で演じることになる。
「20年前は、子どもがおなかにいる状態の母親役だったので、子どもと一緒に撮影することがほとんどなかったんです。でも今回は、“息子”と名乗る5歳の男の子が突然やって来るところから物語が始まる。同じ母親役といっても、以前とはまったく違う感覚なんだろうなと想像していましたね」
未来の前に、雷鳴と閃光とともに現れる“未来の息子”、颯太。その颯太を演じるのは、役柄と同い年の5歳、天野優くんだ。
「これくらいの年齢の役者さんが常にいる現場を、これまであまり経験したことがなくて。どうやって仲良くなろうか、現場はどんな雰囲気になるんだろうとか、母親としてしっかり関係をつくっていけるのかなっていう不安も、少しありました」
志田さんは、天野くん、そして颯太との関係性について “作り込みすぎない”ことを大切にしていた。
「とはいえ、今回は特に役づくりをせずに、出会ったときの戸惑いをそのまま表現したいと思っていて。撮影期間を通して優くんと少しずつ仲良くなって、原作コミックの未来と颯太のような関係性になれたらいいなと思いながら撮影しています」