お笑いのフィールドはもちろん、ドラマや舞台、友人である水谷千重子の存在も含め、活動の広さがそのまま表現者としての厚みとなっている芸人・友近さん。そんな友近さんが、数々の「2時間サスペンス」を彩ってきた名取裕子さんとのW主演で『2時間サスペンスTHE MOVIE』第1弾『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』に出演する。愛する「2時間サスペンス」の世界に正面から飛び込む思いと、「演じる」上での迷い・楽しみ、積み重ねてきた日々に出会った大物俳優へのリスペクト。そして、この人との出会いなしには今の友近はなかった、という“ある芸人”の話まで。【第5回/全8回】
あくまでも個人的な感想ではあるが、「友近サスペンス劇場」から、『小京都ミステリー』(日本テレビ系)の片平なぎささんや『監察医・室生亜季子』(同系)の浜木綿子さんの雰囲気を感じる友近さん。これについて、本人はどう思っているのかたずねると……。
「なるほど(笑)。『友近サスペンス劇場』のほうに関しては、最初から『小京都ミステリー』のような感じでやるつもりでもなくて、ただ、モグライダー・芝(大輔)くんの服装があまりにも船越(英一郎)さんに近づきすぎたんで、そういうふうに見られたんですけど(笑)、“2時間ドラマの誰”というわけでもなく、ああいう黛京子(役名)という人いるよね、みたいな形でやっていて、あれこそ本当に全編ものまねコントみたいな感じですよね。でも、それを自然に演じる中で、これまで見てきたいろんな方のお芝居が乗っかってるというのは間違いないですね。さまざまな要素は入ってると思います」