大きな経験となった朝ドラ『あさが来た』「すごく役者として、やりがいがあった」
『土曜ワイド劇場』を見て育ち、芸人としても多くの女優のエッセンスを生かしてきたと思われる友近さんだが、2015年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』のときはそことは違う、誰かのエッセンスというよりは、演じる友近さんそのものを見た思いもあった。
「ありがとうございます。私、今までのいろんなドラマの仕事の中で、あの役が一番好きなんです。人を一生支える、みたいな。「芸人・友近」のネタの中ではあんまりイメージできなかった役だと思うんですよね。どうしても「芸人・友近」に近いような、お笑いキャラの役のドラマというのが多かったんですが、あまりギャップがなさすぎて、自分の中で芝居した感というのがなかったんですけど、でも、『あさが来た』に関してはすごく役者として、やりがいがあったというか。やらせていただけてありがたかった役だなと思いました」
さまざまなリスペクトを受けているレジェンド女優の要素を垣間見せる友近さんも魅力だが、『あさが来た』の「うめさん」のようなアプローチも魅力だ。
「すごくね、自分でもなんですけど、ちょっと自分に似てる部分もあるんですよ、あのキャラクターが。なので演じたかったし、自然とできた部分もありました。やはり、「CHANGE」といえる一つは「『あさが来た』になるんだと思いますね。あと、『中学聖日記』(TBS系/2018年)もすごく好きだったんです。有村架純ちゃんの先輩役で助言する立場にいる人。『あさが来た』もそうですけど、そばについてあげる役、みたいなのが好きなのかもしれないですね」
ただ、「やってみたい役」はまた少し違う色合いだという。
つづく
友近(ともちか)
愛媛県出身。NSC卒業後は NHK新⼈演芸⼤賞で⼤賞、ABC お笑い新⼈グランプリで優秀新⼈賞を受賞するなど、お笑い芸人として活動する一方、女優として舞台、テレビドラマ、映画などに多数出演。2019年、『嘘八百』(18)で第28回日本映画批評家大賞助演女優賞を受賞。また、友近サスペンス劇場をYouTube で公開し、第15回ロケーションジャパン⼤賞 審査員特別賞受賞。歌手「水谷千重子」や中高年プロアルバイター「西尾一男」としても活躍中。2025年8月〜10月には明治座・博多座・新歌舞伎座で4度目の水谷千重子50周年座長公演を開催。
■作品情報
『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』第一弾『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』
出演:名取裕子 友近 / 風間トオル 加藤諒 / 国広富之 / 中山忍 東ちづる 水野真紀 ほか
監督:白川士
脚本:渡辺典子
企画統括:菅井敦
配給:イオンエンターテイメント、ホリプロ
公開日:2026年2月6日
https://2h-movie.com/aoikeharuka/

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