2018年にスカウトされて芸能界入りし、翌年ドラマ『トレース科捜研の男』で俳優デビュー。 近年の主な出演作に、映画『市子』や『六人の嘘つきな大学生』、連続テレビ小説『あんぱん』など、俳優としてめざましい活躍を見せる倉悠貴さん。次々と話題作に出演を果たす倉さんにとっての「CHANGE」となった出来事や、出演作への思いなどを聞いた。【第3回/全4回】
現在公開中の映画『新解釈・幕末伝』は、ムロツヨシさんが演じる坂本龍馬と、佐藤二朗さんが演じる西郷隆盛の2人が、本当に新時代を作った英雄だったのかという視点から激動の幕末を描き出す歴史喜劇。そんな本作で、倉さんが思う歴史上人物の「新解釈」とは?
――映画『新解釈・幕末伝』に出演する前と後で、「幕末」という時代や、坂本龍馬をはじめとする歴史上の人物に対する印象に変化はありましたか?
「これまで放送された大河ドラマで描かれている人物像や、教科書に載っているようなことがメインだったので、ある程度、そのイメージで固まっていたんです。でも、最近の歴史研究などでは、実際はそうじゃなかった部分もかなり多いらしく、坂本龍馬についても新しい文献が見つかっているそうなんです。
なので、例えば僕がいつか歴史上の人物を演じるとなった時に、一つのイメージに凝り固まっていてはダメなんだなということを思ったし、今作のように“これぐらい自由にやっても面白いんだな”ということをとても感じたので、今後時代劇をやる時は、自分なりの“その人物”をどんどん作っていけたらいいなと思いました」